不用品回収や遺品整理業者の選び方とは?悪徳業者に騙されないために

2022年11月8日

不用品回収や遺品整理の業者は、優良業者に頼めば素人が行うよりも少ない時間で安く作業を完遂してくれる、頼もしい存在です。
しかし、便利だと思っている人が多い反面、それを利用して信頼を裏切るような行為を行う悪徳業者もいます。
悪徳業者に騙されて、泣き寝入りするしかない被害者は年々増加しているのが現状です。
「安く遺品整理をします」と謳っておいて高額な請求をしたり、回収した不用品を不法投棄したりと悪徳業者の手口は多岐に渡ります。
今回は、そんな悪徳業者に騙されないために、実際の被害事例を取り上げ、業者の選び方、悪徳業者に騙されてしまった場合の対処法をご紹介致します。
 
不用品回収・遺品整理業者の悪徳業者に依頼するリスクとは?
被害事例を交えて解説
不用品回収・委員整理業者の悪徳業者の手口とは、どのようなものがあるのでしょうか。
実際の被害事例を知ることで予防することができるため、悪徳業者からのよくある被害をご紹介します。
 
・不用品回収の定額パックに申し込んだのに、高額な追加請求
1つ目は、不用品回収業者のサイトで「追加費用一切なし!定額パック料金に全て含まれています」との記載を見て申し込んだものの、不用品や粗大ごみを回収し、トラックに積んだ後に高額な追加請求をされるというケース。
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トラックに積んだ後から、「不用品が重い」「別途、処分料がかかる」等と言われて契約内容を大幅に上回る金額の追加請求をされ、2万円の定額パックのところ50万円も請求された人もいたようです。
 
このように、不用品を回収した後に契約内容にはなかった追加の請求をしてくる悪徳業者が後を絶ちません。
 
・金額未記入な書類に署名させ、回収後法外な請求
2つ目は、「格安料金で不用品を回収する」と宣伝をしながら、顧客に金額未記入の書類に署名をさせ、不用品をトラックに積んだ後に法外な金額の請求をするケース。
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「10万円以下で不用品を回収可能」と口頭で契約した後に、不用品をトラックに積んだ後に、顧客の署名済みの書類に40万円と金額を上書きして請求をしています。依頼者は口頭で説明を受け、書類に署名をしてしまっているので、訴えたくても難しい厄介なケースです。
口頭の料金を大きく上回る金額を提示して、脅して多額の金額を支払わせるという悪徳業者は多数存在しています。
 
・遺品整理の業者が回収した不用品を不法投棄していた
3つ目は、「費用が高いのは、適切に処分をするため」と顧客に説明をして高額な費用を受け取り、遺品整理などで出た不用品を回収して無人の資源ゴミセンターに不法投棄をしていたケース。
→参照ページ
しっかりと金額を受け取って不用品を回収していたにも関わらず、不法投棄を繰り返し逮捕されている事例が存在します。不法投棄場所は資源ゴミセンターや山奥、海など様々で、不法投棄は犯罪なので見つかると逮捕に繋がります。
注意すべき点として、悪徳業者の不法投棄は、依頼者側も逮捕される可能性があるということ。
犯罪に加担しないように、正しい業者を選ぶ必要があります。